リセット

 このところ、「本当に就労できるの?」「働き続けられるの?」という人たちに関わることが多くなってきたような気がする。

 今日も一つ会社から相談を受けた。

 責任ある仕事につきたいという希望はあっても、出勤がきちんとできない。遅刻や欠勤が続き、出勤してきても「あそこが痛い、ここが痛い……」。ますます、仕事を任せられなくなる。

 少しでも負荷をかけないようにと、比較的楽な仕事を切り出してみても、それがまた、本人のモチベーションの低下につながる。結局休んだ分は、他の従業員がかぶることになり、不満は募っていく。

 悪循環。

 会社としても人的に余裕があるわけではなく、一杯一杯。

 本人にとっても、会社にとっても決して良い状況ではなく、一度、リセットが必要なのだが、本人が受け止められるだろうか? そこが一番の問題なのだが……。

リセット” に対して2件のコメントがあります。

  1. 愛知 川上 より:

    7月の研修ではお世話になりました。ジョブコーチの仕事ではありませんが、相談事業の関連で3名、定着支援で会社に入っています。当事者・会社そして家族のそれぞれの思いのズレをいかに調整するかが課題と、わかっていても難しいですね。
    うちの就労移行利用者3名が一部上場企業に合格して9月トライアル雇用が始まります。在宅15年の方の成長には、こちらが感動しています。福利厚生も給料も賞与もいいので、なんとか支援して就職していただきたいなと思っています。(家族も本気ですので)
    9月に愛知県の就労支援者研修があり、うちから1名受講します。講師でみえる鈴木さん、水野さん、よろしくお願いします。

  2. おさむ より:

     川上さん、コメントありがとうございます。第1号!です。(笑)
     今日、愛知県の研修のレジュメを主催者に送りました。
     講義のタイトルは「就労支援者のめざすもの」です。
     どこにゴールをおくのか? 支援者はどこを見つめていなければならないのか? という所です。
     あ、川上さんの職員の方に、あんまり「ネタ」をばらさないで下さいね。
     7月の研修から、それほどたってませんから。(^^ゞ

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