「できる・できない」
「やりたいこと」と「できること」が違うと就労支援現場でよく言われるが、障害者以上に支援者自身が自問自答すべき言葉ではなかろうか、と思う。
僕の中にはいくら謝ってもどうすることもできないことがたくさんある。いや「謝る」という程度の話ではなく、「とりかえしのつかない」こと。
教え子の自殺、卒業生の自殺、トラブルにより一瞬にして「被害者」と「加害者」になってしまった生徒達…。他にも数え上げたら切りがない。
いずれにしても、起きてしまった後に事の重大さに気がつくことと、自己能力の見定めの甘さによることで共通している。
障害者の就労に関わっている人たちの中に、かつての自分と同じような人たちを見る。
使命感に燃え、「私たちが頑張らなければ」「私たちのやっていることは大切なこと」と力説する。しかし、端から見ていると、「できる」ことをはるかに超えたことをやろうとしている。決して「できない」とは言わない。
「『できない』と思ってはいけない」と頑なに思いこんでいるかのよう。
しかし、起きてしまってからでは遅いのだ。いや、今、まさに目の前で起きているのだ。
「知らなかった」「一生懸命頑張ったのだから」などは、何の理由にもならない。
「痛い目に遭わなければわからない」。これまたよく言われることだが、自分の限界を知ることがどれだけ大切なことか!
「できないこと」を「できない」と言える勇気と知恵を持ちたい。いや、持たねばならない。
自分自身への自戒を込めて…。
(お)
前回の「二日間の謹慎処分」と今回の 「できる・できない」には何が起きたのか、はたまた、想像を絶する出来事なのかと察してしまい、お二人の心の葛藤が窺え、小生みたいな者が、軽々しくコメントできる内容ではないと感じつつも、応援する一人として何かを伝えたい気持ちに駆られました。
支援者としてプロとして使命感にかられ、ベストをめざして頑張っておられる姿は頭が下がる思いです。ただ、何事にもパーフェクトにこなされようとすると、心身を削ってしまう結果にならないかと心配です。無責任な言い方になりますが、苦い経験も成長の糧として活かせれば、今後に良い結果として表れると考えます。
ブレーキの遊びのごとく気持の余裕を持ってよりベターを尽くしていただきたいと思います。
上手く表現できなくて、生意気で的外れのコメントになってしまいましたが、ただ今後も、芯ブレすることなく、障がいを持つ人たちの心の支えとして頑張って欲しいと願いつつ書きました。応援しています。
中川さん、こんにちは。
色々とご心配をおかけいたします。
えっと、僕は元気です。
水野は……知りません。(笑)
「謹慎処分」と「できる・できない」は全く別個の事柄です。それだけはご安心下さい。
でも、「遊び」は大切だと思っています。
それだけは忘れないようにしたいです。
コメントありがとうございます。
中川さんお元気ですか?
2月にまたお会いできること楽しみにしています。
優しいコメントをありがとうございました。
涙がでました。
でも私は元気です。
飲めば復活(笑)
ただ、ここのところ企業の方達の障害者雇用に対する「本気!」に触れることが多くあり、それにつけ自分はどうなんだ・・・とネガティブ思考に陥っている次第です。
とほほ (~_~;)
メールニュースありがとうございました。
ブログを開いて、『春について』の次に、このページにとびました。まさに自分が今直面している問題だからです。
「できる・できない」はもちろん・・・未来のイメージ
どんな結果を引き起こすのか
カウンセラーには、そこの力と決断を持って欲しいと思っていましたが、自分が持てばいいんですよね。
2009年の目標は
「感情も行動も精神もコントロール!!」です(^^♪
ごとうさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
いよいよ今年も押し迫ってきています。
昔むかし、生徒達によく言いました。
「来年の今頃、いまよりもほんの少しでも良いから、自分のことを好きになっていられたらいいね」と。
さてさて、来年の年末、どんなごとうさんとお会いできるのでしょうか?
来年もよろしくお願いします。