学級通信、速報

 気がつけば季節は12月になっていました。11月26日から始まった滋賀県でのジョブコーチ養成研修が、昨日、無事終わりました。

 修了生の皆さんには、アハハ、といわれそうですが、今回も飽きもせずに毎日、せっせと速報を出し続けてしまいました。(汗)

 毎回、今回こそはやめよう・・・と思うのですが。
 

 
 教師になって、初めてクラスを持ったときに、せっせと毎日学級通信を出していました。
 若いというだけで、今、見返すと赤面してしまいますが、それでも、自分にできることは、そんなことくらいしか思いつかず、破り捨てられたり、ゴミ箱に捨てられていたり・・・。

 それでも、せっせと出し続けました。
 最後には、出すことが、書くことが目的になっていたような、そんな気がします。

 その翌年。
 一年の時、担任だった生徒が家出しました。
 学校に戻ってきて話をしたとき、彼女が言いました。
「先生、家出したとき、一年の時の学級通信だけは持って行ったんだよ」と。

 結局、そいつはその後も問題を起こして学校を辞め、退学した後も、気まぐれに連絡をよこしてきましたが。

 それ以来、その学校ではクラスを持つたびに、取り憑かれたように毎日、学級通信を出したりしました。
 当時の学級通信、家では置き場所がなくなり、事務所の一角に置かれています・・・。(笑)

 単なる自己満足なんだろうな、と思いつつも、こうしてジョブコーチの養成研修を行うようになってから、受講生のレポートを読み返したりしながら、少しでも伝えることがあれば、と。

 いや、それ以上に、自分自身がしっかりと毎日を整理しておきたいんだろうと。
 

 毎回、初日や二日目、最終日に書く内容はほとんど変わっていないんですが・・・

「111201-vol7.pdf」(速報111201最終号vol76) PDFファイル299KB)

 

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