修了生

 12月4日に松為先生の講演会とあわせて、ジョブコーチ養成研修修了生対象のフォローアップ研修を行うことになり、急遽、修了生の方達へ連絡のメールを送った。
 既に退職し連絡先もわからなくなってしまった人もいれば、毎回、丁寧に返事を頂く人も。
 そんな中、今度新たにB型事業所を立ち上げるため、今までつとめていた職場を退職する、というメールをいただいた。

 
 その人への水のが書いた返信のメール。
 ちょっとご紹介。

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 B型事業所の立ち上げから関わっていらっしゃるのですね。
 お忙しい事と思います。
 B型は「抱え込む」「就労をしない」という表現がありましたが、「移行よりもB型の人が一般就労に繋がっていく」とおっしゃる多機能型事業所の方がいらっしゃいました。

 B型にしても移行にしても、Kさんの仰るように、その人のニーズを掴み、しっかり支援していく事が重要なんだと思っています。

 今私達が関わっている支援の対象者が、人の支援を受ける事に抵抗のある方なんです。
 何とか、「援助を受ける事は恥ずかしいことではないんだよ。」
ということを伝えたくて、どうすれば伝わるのかと悩みながら現場に足を運んでいました。

 今朝、その方から
「職場の○○さんに、仕事を自分でアレンジしすぎる。と注意されました。」
 という電話がかかってきました。

 “JCを頼って電話をしてくれたんだ。こちらの思いが伝わっていたんだ。”
と凄く嬉しくなりました。
 
 うまくいかない支援が多く徒労感を感じる事も多い仕事ですが、人と人とが繋がっている社会の中で、こちらの思いが相手に伝わる時の感動が素晴らしくて、この仕事を続けているんだなと確認した朝でした。

 こちらの近況報告が長くなりましたが、お体に気を付けて頑張って下さい。
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 日々の支援の中に埋没してしまいそうなとき、こうした、やりとりがホッと心を柔らかくしてくれる。

 北海道や九州、沖縄…。
 たくさんの修了生の人たちがそれぞれの地で頑張っているんだろうな、と。

 さてさて、こちらももう一踏ん張り!
 (^^)/
 

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