北京、お疲れ様

 北京パラリンピックが終わった。

 男子マラソンに出場した新野さん。

 本当にお疲れ様でした。

 メダルならず、男子マラソン(視覚障害者クラス) という記事もあるけれどこれは、視覚障害者のクラス分けによるもの。

 詳しい話は省略するけれど、前回のパラリンピックでは、T11(視力は、光覚までで、どの距離や方向でも認知はできないもの)とT12(手の形を認知できるものから、視力0.03までまたは視野が5度以下のもの)は別のクラスとして、レースが行われ、前大会金メダルの高橋選手も、T11のクラス。

 今回、このT11とT12のクラスが同じレースとして行われたが、伴走者の立場からみると、この二つのクラスが同一だとはどうしても思えない。

 クラス分けに文句をつけてもしかたないが、新野さんは、今回、T11のクラスでは、なんと3位という結果だった。前回のアテネパラリンピックだったら、銅メダル!

「メダルとれず」という記事に、がっかりしてしまったけれど、「北京に行きたい」とずっと言っていた新野さんが、見事な記録で北京を走りきったことが、本当にすごいと思う。

 心からおめでとうございます、と言いたい。

 そして伴走者のお二人、本当にお疲れ様でした。

 ゆっくり休んでください。

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